小説と猫は吸えるという話。

小説と猫は吸えるという話。

小説家には猫好きが多いらしい。

私は、ハードカバーの小説が大好きです。

手にした時にズッシリとした重みがあって、分厚い表紙が手に馴染むのが、なんだか安心します。

特に好きなのが、栞として付いている紐です。名前を”スピン”というらしいです。

小説によって紐の色が違う所が、各々がお洒落をして個性がでている様に見えて、とても可愛らしく感じます。

後は、匂いも好きです。

小説をちょうど半分くらいに開いて、顔を押し当てて深呼吸をすると、小学生の時に通い詰めてた図書室の匂いがします。

猫と違って「やれやれ」みたいな表情されないのがいいですね。まぁ、猫はそれ含め愛らしいものです。

猫と小説は積極的に吸って、豊かなこころを保ちながら、創作に勤しんで行きましょう。

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