仲良しの友人
私が書いた小説を中学校時代に読んだことのある友人。
当時書いていたのは小説なんてたいそうなものじゃなかったけれど、ノートに恋物語を綴ったもの。高校は別々で、成人式で再会してから毎日毎日恋人のように遊び歩いた大切な友達。
あれから幾年。やっぱり好きなことをしたい。そう思って、私は小説サイトでまた小説を書き始めた。
好きなことが出来るって本当に楽しくて嬉しくて。
まだまだ子育て真っ最中の友人にはなかなか読んでみて欲しいと言えずにいた。
そんな中、サイト内で私の作品が心に沁みる小説特集に取り上げてもらえた。その作品には、その友人が住んでいる地域のことを思い出しながら書いたから、ぜひ読んでもらいたいと思った。
その時に、小説を書いていることを伝えた。
彼女は中学のことも覚えてくれていたし、応援してくれた。
それから時はすぎ、今年六月。アルファポリス第6回ライト文芸大賞で青春賞に選出した。
驚いてどうしたらいいのか分からなくて、喜びに震えていた。彼女にももちろん結果を伝えた。すごく喜んでくれて、それだけで十分嬉しかったのに、お祝いのお花を持って会いにきてくれたんだ。
もう感動極まりない。その時の喜びを、私はずっと忘れない。
彼女に小説を書いていることを伝えて良かったと、これからも応援していてほしいと、心から思った瞬間だった。
コメント
素敵なお花ー!宝物になるね!!
お花はもう無いけど一生の宝物です!!
うわああ。おめでとうの花束。よかったですね
@遠宮にけ🐾nilce
ありがとうございますー!すごく嬉しかったですー!