#私が小説を書く理由

#私が小説を書く理由

生きるために必要だった。ただ、それだけだった

書き始めた理由。きっかけはそれだけです。

幼少期から空想に触れたり他人の思考に敏感な人間で、こちらの損失で他人が少しでも気が触れようものなら、しきりに「なぜ?」「怒らないで」「どうして」と考えておりました。

幼少期こそ素直に表現出来ていた感情ですが、厳しい家庭環境のせいか、次第に内に秘めるように。
また、中学生時代にいじめにもあい、高校生までは何度も本気で自殺を考えたこともありました。

友達のいない教室。自分と関わるなと罵るクラスメイト。

そんな私の手元にあったのは、1冊のノートとシャープペンシルでした。

字の海で「たすけて」と藻掻いた

ある夜、死について、つい呟いてしまったことがありました。
唯一気を許した母に風呂上がり、泣き跡のついた顔で

「私、死にたいんだよね。」と。

その姿に母は呆れていました。

「じゃあ死ねば」

そう言われ、以降誰にも迷惑をかけずに、ただ切迫した感情ばかりが募りにつのり、自殺方法を選ぶことにまっしぐらな日々を送っていました。
ですが、そんな時、転機が訪れたのです。

担任が「自習(復習用)ノートに毎日3行、その日あった出来事を書きなさい」と言うのです。

当たり障りのないことから、私は縋りました。

死にたい。
死にたくない。

生きたくない。
まだ生きていたい。

担任は、すべて丁寧に返してくれました。つらいことは何も聞かず、ただただ寄り添ってくれるのです。

それが当時……どれだけ嬉しかったことか。

家族も友人も、何にも頼れない私を唯一救ってくれたのが、その担任___恩師の、言葉でした。

「言葉で人を感動させる存在」になりたい

言葉の魅せる力。これは本当に無限大だと思っております。

絵本から挿絵の入った児童用文庫、図鑑、漫画、小説など。
支えてくれた言葉は数知れず……今この記事を読んでくださってるあなたも、確かに何かしらの感情が動いていると思います。

私はそれを利用して、そんな「人間にしかない感情」で、「言葉」で。
人を感動させる存在になりたいと思ったのです。

そして、私の描く言葉が、小説が、それを必要とする人を救える力に。奮い立たせる力になってほしいと、願っているのです。

きっかけは自分が生きるため。
今は、自分と、自分を必要としてくれたあなたが生きるために、私は筆を取り続けます。

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