#小説を書いていることを伝えた日

#小説を書いていることを伝えた日

私が小説を執筆し始めて1年ちょっと。
旦那はもちろん、周りの人には話していません。
妄想全開の内容を、誰かに話すというのはなかなか私にとっては勇気のいる事なので、話せずにいます。

唯一、知っているのは長女だけ。
何故かというと、私が今、こうして書いているのは長女がきっかけだからです。

メインにしている投稿サイトが違いますが、もともとは長女の方が先に執筆していました。
私の方は中学時代に少女小説の真似事をしていた以降はさっぱりでしたが、長女から執筆を打ち明けられ、色んなサイトを調べているうちにエブリスタと出会いました。
『三行から参加できる』
なんて魅力的。これなら私でも始められるんじゃないか。
書いてみたい気持ちが湧き上がり、長女に影響される形で執筆を始めましたが、最初は長女にも黙っていました。
でもある日思ったんです。
「こんなに近くで書いてる人間がいるんだから、意見を聞いてみよう」
私が書く作品は青春が多いので、より年齢が近い長女がおかしいと思わないか聞いてみたくなったんです。

長女がどんな反応するのかと思いましたが、「いいんじゃない?」とあっさり一言。
あ、それだけ?
もうちょっと感想を……とは思いましたが、残念ながらそれからも反応はいつも「いいんじゃない?」の一言です。

ただ、一度打ち明けてしまえば、こんなに話しやすい人間はいません。
やがて長女の方も自分の作品を見せてくるようになりましたし、プロットで悩んでいることとか話してくるようになりました。
親子なのにまったく作風が違う私たち。
そんなところが面白くもあります。
思春期を経て会話も減ってきたところに、執筆という共通のものが出来て。
話すことがまた増えてきました。思わぬコミュニケーションの活性化です。

ただ、相談相手ではありますが、お互い不満に思っているのは「話は聞いてくれるけど、ちゃんと読んでくれない」です。
でも長女に言いたい。
「夜中にいきなり読んでくれって言われても、それは無理」

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コメント

  1. 遠宮にけ🐾nilce 遠宮にけ🐾nilce

    長女さんとの関係とても良いものですね。
    距離感もちょうどよくて素敵です

  2. 桜花音 桜花音

    ありがとうございます!
    長女とは色々ありますが。笑
    小説というキッカケで良好な関係になれた気がします。

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