AI楽曲16『紫のピエロ』

AI楽曲16『紫のピエロ』

はじめに

ころもち、AIで曲を作ってます。

歌詞は自分で書いてます。
なんらかの小説を元にして。
自作小説だったり、募集しちゃったりして。
曲はAIで生成しています。

それをここで紹介していくことにしました。
その第16弾です。
 

原作小説

自作小説『紫のピエロ』

芸人を目指している男が、素の自分の魅力のなさに悩み葛藤する話。
梅雨や植物絡みの表現と感情をリンクさせて描いてみました。

https://monogatary.com/story/516816
 

楽曲

切ないバラードです。

今回は物語を書いて、曲を作って、物語に戻す、というのをやってみました。
なので、曲で使ったフレーズがそのまま物語にけっこう出てきます。

「紫が連なり梅雨を飾る 庭先のアジサイになりたい」
これに全力を賭けました。

「紫」の韻が大量です。
「連なり」「庭先」「疑い」「暗がり」「遅咲き」「始まり」「群れ咲き」「口先」

「君が笑うなら 僕はピエロになるよ」
はありきたりだと思いつつ、原作で出さなかった"ピエロ"という単語をどうしても入れたくて入れました。

https://suno.com/s/Mtm82Gpi491jgjxh
 

歌詞

[Intro]

[Verse]
梅の雨に洗われて 夢の種が流される
六月の空の下 傘に隠れたまま仰いでる

派手なあいつが現れて 苦い酒に溺れてく
複雑な雲の下 嘘に固めたまま歩いてく

[Pre-Chorus]
横道に逸れて 横目で見惚れた
花屋の頭で雨宿り
芯のない僕に 品のある君が
真剣な眼差しで教えてくれた

[Chorus]
紫が連なり梅雨を飾る 庭先のアジサイになりたい
たとえ作り物の花びらだとしても それも本物の僕だから

疑いの暗がりを受け入れて 遅咲きの始まりに賭けたい
たとえハンパ者の抗いだとしても
君が笑うなら 僕はピエロになるよ

[Interlude]

[Verse]
悔いの雨に貫かれ ふいに頬が濡らされる
殺伐な店の中 見栄に塗れたまま酔い覚ます

どんなに作り込んだとしても 結局バカには敵わない
ぐんと伸びる向日葵にも 生い茂る緑にも届かない

[Pre-Chorus]
あのときあなたが 渡した花束
体の中まで空回り
実らない僕を 気取らない君が
大切な名指しで呼んでくれた

[Chorus]
紫に群れ咲き梅雨を染める 口先のアジサイでありたい
たとえ飾り物の色彩だとしても それも真実の僕だから

辛さも暗さも弱さもすべて 裏側の味わいに変えたい
たとえ傾奇者の戯れ言だとしても
君が煽るなら 僕はピエロになれるよ
(oh)

[Bridge]
元の色味が地味だとしても
腹の中身が毒だとしても
アジサイはアジサイで僕は僕なんだって
捨てようとしていたもうひとつの名前を
大きな器で掬ってくれた
(uh ah)

[Chorus]
紫が連なり梅雨を飾る 庭先のアジサイになりたい
たとえ作り物の花びらだとしても それこそが本物の僕だから

辛さも暗さも弱さも抱えて 最愛のアジサイでありたい
たとえハンパ者の抗いだとしても
君が笑うなら 僕はピエロになるよ
(oh)
 

おわりに

今までに作ってきた作品はリットリンクに並べてます。
https://lit.link/koromochimono

ぜひ、感想よろしくお願いします!
 

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