140字でちいさな世界

140字でちいさな世界

自社ビルのエレベーターに乗っていた。
押した5階を通り過ぎ、加速して上昇していくので青ざめた。

8階建ての限界を超え、15階が表示されたところで急に止まった。
開いた扉の向こうは真っ暗で、私は慌てて扉を閉め5階ボタンを連打する。

かくして私は日常に生還した。
――ビルは10階建てになっていた。

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