妻に小説を書いていることを初めて伝えたときは、「ふーん」くらいの反応だった。
まあ、でも、正直に言ってこういうのは反応に困るとは思う。
書いているほうも、打ち明けたり、読んでもらったりするのは気恥ずかしいものだけど、
自分だって近しい人に「小説を書いていて……」と打ち明けられたら、ドギマギしてしまうと思う。
しかも「読んで」って言われたら、余計に心拍数が上がってしまうと思う。
妻に小説を初めて読んでもらったときは、「面白かったけど、登場人物がみんなあなたみたいだね」と言われた。
キャラクターの思考や性格が書き分けられていないと、真面目に痛いところを突かれた。
他に読んでもらった友人なんかは、書いているというだけで「すごいねー」とか言ってくれてたけど、
しっかり批評をしてくれたのは彼女くらいのものだったので、とてもありがたかった。
現在の自分があるのは、あのときの感想があったからかもしれない。
今からもう四半世紀も前、まだ妻は妻でも何でもなく、お互い高校の同級生だった時の話。
コメント
やっぱり、昔から書いておられたのですねー!
みなさん、昔から書いていたか、昔書いていて最近復活したか。
文学部卒とか、ガチの人や。
私みたいに、二、三年前から思いつきで描き始めた輩が少数派だと理解しました。
それはさておき、素晴らしい理解者を配偶者にされたアマナツ先生は、幸せ者だと指をくわえる次第でございます。
中二から書いてますが、高校まではラノベっぽいもの、大学では暗~い話ばかり書いてました。今の芸風はむしろ、自分の内側を絞り出しても面白いものは出てこないと創作をやめて、読む人に楽しんでもらおうという気持ちでその後5年ほどやっていた音楽ブログ時代の影響が大きいですね。
でもまあそこから忙しくて10年ブランクが空いてますし、積み上げとか何にもないまっさらでリスタートしている感覚です。
妻は今はなーんにも読もうとしてくれません!
まあ、こちらも積極的には勧めてないんですけどね。
むしろ気楽でいいかもしれませんね。
でも、ある日、読んでくれて、目をハート型にしてうるうるしてくれる、そんな、ラノベっぽい展開を想像して、にやけております♪
これがリア充の高度なノロケと言うヤツですね!
@氷堂出雲
いやーそれはないですねー、あるとしたら「はん、少しは読めるもの書くようになったじゃねえか」みたいなツンデレパターンですかね(なんか違う)
@たらはかに(仮)
「それが今の嫁」の逆パターンでお送りしました!
隙あらばエッセイにも叙述トリックを仕込んでいくスタイルです。