かなりいい大人になってから、作品としての文章を書き始めた。書いた場所は小説投稿サイト。
初めて小説を書いていることを伝えた日は、作品を公開した日になるかと思う。
ただし、伝えた相手は、ネット上で繋がりのある人達。この段階では、浅い繋がりの人達に公表したということになる。
一部の人達とはやり取りが多くても、実際に会ったことはなかったり、お互いの顔を見知っている程度だったりする意味も含めて。
次に初めて小説を書いていることを伝えたのは、インターネットラジオで作品の朗読音声が放送されると決まった時。
メールや郵送の手紙のみで繋がっている人達に伝えた。
放送日が決定するたびに連絡を取るうち、私の朗読音声も放送されることになり、自分で朗読するときがあることも、伝えることになった。
その次に、まだ小説などを書いていることを伝えていなかった人達に伝えたのは、参加したリレー小説の書籍化が正式に決まった時だった。
一番近しいといえば近しい人達に伝えたのが、最後だった。
インターネット上で作品を書いて公開することは、同じ層の人達にとっては当たり前。
秘かに作品を書いていて、不特定多数に公開してはいなくても、その気になればできる(と思っている)人達にとっても、特別なことではなさそうな気がする。
下手をすれば、作品を書いたことすらない人達にすら、(本を出版するのと違って)今時は誰にでもできることだと言われかねない。
伝えるきっかけとして、インターネット上で作品を書いているだけではないことが起こったのは、幸運だったと思っている。
望んだことを行動に移してきて良かった。これからも、次のステージへ進む行動をしていこう。
コメント