はじめに
ころもち、AIで曲を作ってます。
歌詞は自分で書いてます。
なんらかの小説を元にして。
自作小説だったり、募集しちゃったりして。
曲はAIで生成しています。
それをここで紹介していくことにしました。
その第15弾です。
原作小説
雪月海桜さん『静寂の森のアリア。』
戦争で取り残された踊るカラクリ人形、アリア。
ココロが芽生えてしまった彼女の悲しみと出会い。
時の流れと歯車の軋みを感じられる美しい物語です。
https://monogatary.com/story/451520
楽曲
壮大なバラードになりました。
スローテンポなこともあり、今までで曲時間は最長です。
いつものように登場人物名「アリア」を歌詞に入れ込みました。
サビの「あり余る」「有明の」。
その後名前の重要性を汲み取って、Cメロで直接名前を出し、タイトルにまで昇格させました。
お気に入りの韻はサビ。
「カラクリ」「片隅」「拍手に」「奈落に」「暁」
圧巻。
韻じゃないけど好きなフレーズ。
「一度きりのシャープ 浮き彫りのフラット」
Cメロの視点変更がこだわり。
絶対入れたかった「折れた小指」。
名前を呼ぶところのエモさすごい。
https://suno.com/s/C5yCncsUpThfxEeK
歌詞
[Intro]
[Verse]
星降る夜に芽生えたココロ 踊る理由はもうおぼろ
錆びついた歯車の隙間 さながら埃の住処
擦り減るように辿ったルート 映る景色はもう虚ろ
からっぽの春歌の器 ココロなんて欲しくなかった
ah ah
[Pre-Chorus]
しなやかだった指は折れ曲がり
きよらかだった声はノイズ混じり
ひとりぼっちのステージ 繰り返すダカーポ
早く止めてほしかった あなたに出会うまでは
ah
[Chorus]
壊れたカラクリ 出会えた片隅
送られる拍手に 回路が揺れた
あの空のような 懐かしいような
青い瞳が見つけてくれた
ココロの奈落に 届いた暁
あり余る喜び 最期にくれた
あなたの中でわたしが踊るなら
たとえ夢の彼方でも この歯車を回し続けるよ
[Interlude]
[Verse]
星だけ残して帰ったあなた 歌う理由はまた去った
焼きついたメロディの間 降りゆく夜露の涙
ひとり残され奏でたコード 思考回路はもうショート
仮初めの生命を裂いた 幸せ知りたくなかった
ah ah
[Pre-Chorus]
胸に宿った重みは氷
無駄に尖って冷たく痛い
一度きりのシャープ 浮き彫りのフラット
撃ち抜いてほしかった あなたに呼ばれるまでは
ah
[Chorus]
途絶えた暗闇 捉えた指先
降りそそぐ瞬き 世界が揺れた
あの星のような くすぐったいような
古い名前を届けてくれた
震える体に 響いた高鳴り
有明の夜空に 願いを込めた
わたしの歌であなたが笑うなら
たとえバグの欠片でも この歯車を鳴らし続けるよ
[Interlude]
[Bridge]
懐かしい夢を見た
穢れのない青いドレス
まっしろな手を取って
光の森でふたり踊る
アリア きみにココロがあるなら
アリア また聴かせておくれ
あの歌声を あの夢を
折れた小指 約束かわして
やがて歯車は止まる
アリア
[Chorus]
壊れたカラクリ 出会えた片隅
送られる拍手に 回路が揺れた
あの空のような 懐かしいような
青い瞳が見つけてくれた
ココロの奈落に 届いた暁
あり余る喜び 最期にくれた
あなたの中でわたしが踊るなら
たとえ夢の彼方でも この歯車を回し続けるよ
おわりに
今までに作ってきた作品はリットリンクに並べてます。
https://lit.link/koromochimono
ぜひ、感想よろしくお願いします!
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