#小説を書いていることを伝えた日

#小説を書いていることを伝えた日

#小説を書いていることを伝えた日

小説を書いていることを伝えた日、私の書いた小説を読んで、一緒に推敲してくれた人がいた。
ばかなのに、こんな文章は書けるんだね、とかちゃかしながらも、わかりにくい箇所を抽出して、少女マンガ戦法(説明は略しますが)をダメ出しして、ほら、めちゃくちゃよくなった、とか自画自賛しつつ、私の書いたものを、整えてくれた。
私が作家になれないと思うと辛い、と言うと「あなたはもう作家だよ」と言ってくれた。
生業にしてるか、糧を得ているかは関係ない、「小説を書いてるなら、その人はもう作家なんだよ」と。
それからは、当然自身のことだけではない、小説を書いているひとのことを私は作家だと考えるようになった。
小説を書いていることを伝えた日、それは私が作家という贈り物をもらった日。

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