オリジナル小説書きの石見千沙です。
この記事は「創作TALK」参加記事として作成しました。長いです。
4度目の参加ですが、今年も素敵な企画をありがとうございます！
これまでの記事はprivatterに記録しています。
去年 https://privatter.net/p/9630658
◇作品ごとの振り返り◇
「ターフの上のシーグラス」
https://ncode.syosetu.com/n5356fr/
年末に、競馬小説のブックマークが100に到達しました。
設定や筋書きの淡泊さを考えると、読まれないことも覚悟して投稿していたものなので、本当に嬉しいです。
「モラトリアムの夜明け前」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18717623
『エモい古語辞典』小説コンテスト 大賞受賞
私が一番好きな和歌をもとに書き上げました。小説書きとしてだけでなく、元国文学専攻で、今も平安時代の和歌を趣味の範囲で楽しんでいる人間として、あまりにも嬉しい結果でした。
この公募の存在を知ったとき、結果を残したい！と今までで最も強く思ったコンテストでした。創作と学問の双方を諦めきれない自分が、どこか報われたような気がしています。
「海の化石」
https://monogatary.com/episode/432056
朗読音声化⇒ https://youtu.be/zhaIj9VhATo?si=GQsXw8tQL1MRoe4_
「横浜市西区役所×monogatary.com 読書活動推進コラボプロジェクト」大賞受賞
自分の書いた小説を朗読作品にしてもらうのは初めてで、他の表現者の目や声を通して自分の作品はこう映るのだという体験は、とても新鮮で幸せでした。
横浜の図書館展示は、新幹線に乗って見に行きました。地元の図書館に入り浸っていた小学生の私や、図書室に通いつめていた中高の私に、自分の小説が図書館で読めるんだよ、って教えてあげたい。
「月鏡姫」
https://monogatary.com/episode/454305
「姫と王子と月夜の物語」コンテスト 汐見夏衛賞受賞
童話風のファンタジーは昔から一番よく書いてきたジャンルで、近年はヒューマンドラマやSF風味の作品を書くことが多いな、と自分でも感じていたなか、この方向の作品で結果を一つ残せたことが良かったです。
商品パッケージの作品掲載ということで、多くの方に読んでいただいていることを長期にわたって感じていました。やっぱり読まれているという実感は嬉しいものですね…！
「ホタル火の行方」 大阪文フリ参加
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20588701
ようやく、本を作るという数年越しの目標を達成しました。
何が嬉しかったって、以前から一緒に何か作りたいとお願いしていた、親友のしろちゃんに表紙を描いてもらえたこと。本当にありがとう！！
イベント参加も本作りもとても楽しかったので、またやります！
公募での結果が相次いだ1年で、なんとかこの流れを継続したい思いがあります。
というより、これは幸せなことなのですが、ここ2，3年は自分の感覚だと続きすぎて、結果が途切れることで落ち込んでしまう、ということを恐れています。
続けるためには書いて出す、のサイクルを続けるしかないのですが、年の後半は私生活の変化もあり、もともと遅い筆がさらに遅くなってしまったという感触です。
公募に合わせて書くのではなく、公募関係なく書いた結果、よさそうな公募があればそこに出す、というリズムに持っていければ私にとって理想ですが……まずは筆の遅さの克服のほうが目の前の目標ですね。
とはいえ書くを楽しむ、を一番に、今後も自分が読みたいものを書いていきたいと思います。
以上2023年、今年も楽しく創作できました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ご縁がありましたら、どこかで私の作品を見つけていただければ幸いです。それでは、良い2024年を！
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