音楽と私
※カテゴリーを【エッセイ】に変えて再投稿しています。
唐突ですが、私は音楽が好きです。
ネタが生まれるきっかけも音楽を聴いているときが多く、ふわっと思いついて、そこから物語を広げて書き始めます。ですが難点も多く、特に強いのが完結できないこと。要は、気分で書いてしまうものだから、気分が変わると書き続けられなくなって、頓挫するんですよね。
せっかく面白くなりそうだったのに……ということを繰り返して数年。それでもその創作スタイルは変えずに細々とやっていました。
けれど、ある日ふと、このままでは行き詰まることに気付きました。完結させられないということは、中途半端に投げ出したものが増えるということ。達成感を得られなくなること。それは今後、非常に良くない状況下に陥ることだと私は気付きます。
元々書いていたジャンルも偏っていて、表現の幅が広がらないことや、似たような結末ばかりになることにも悩んでいました。
さてどうしよう? いつも脳内壁打ちで一人自己完結することが多い私は、そもそも今のまま変化を何も取り入れないでいるのも危ないな、と思いました。
新しい風を入れる、みたいな感じですが、何か今まで触れたことのないものや避けていたことをしてみよう。そうして見つけたのがText Studioとmonogataryでした。
始めてから一ヶ月が経過しましたが、わりと継続出来ていることにまずは驚いています。Text Studioはブログを書いてみよう、という気持ちから始めましたが、何か話題がなくても何かは書きたいと思わせてくれるサイトの仕様に突き動かされ、今もこうして自分自身の駄文を綴っています。
monogataryはお題がある、っていうのが結構新鮮で、そのお題に沿って書くので、今までの【自分の好きなジャンルで好きに書く】が全く通用せず、少ない引き出しの中から毎度必死に物語を練って書いています。でもこの「苦しい」がちょっと楽しいな、とも感じています。書いたことのないジャンルにも触れることができますしね。
発想の引き出しが増えたり、自分自身を整えることが出来たり、この一ヶ月は様々な恩恵がありました。私は……というか、何かを生み出す方に多いと思いますが、とにかく書きたい人間です。上手い、下手関係なく、書かないと落ち着かない、吐き出したい人間です。なので、ワンパターンにならないよう幅を広げて、常に書くことを楽しみたいと思っています。昔から何かをつくることが好きだったので、創作意欲もそこから来ているのでしょう。
今まで音楽が中心にあった創作活動でしたが、これからは音楽だけではないところから刺激を得て、ネタを作り、様々な物語を紡げたらいいなと思います。
書くのって、すごく楽しくって生き生きとする。
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