読書録その8:君のクイズ/小川哲
タイトルの通り、『クイズ』がテーマの小説です。
物語は、競技クイズで名を馳せている主人公〝三島玲央〟と神の如き記憶力を持つライバル〝本庄絆〟が、クイズ番組の決勝戦で戦うシーンから始まります。
お互いあと1問正解すれば勝ち、という場面で普通では有り得ない事件が発生してしまいます。
主人公は本編を通して、その謎を追いかけて行きます。
これを読んだ後にクイズ番組を見たら、色んな意味で見方が変わることでしょう。
自分が小説を読むのが好きな理由として、〝自分の知らない世界を体験出来ること〟というのがありますけど、これもまさにそれでした。
小説の中で普通の、クイズも出題されますので、クイズ好きな人にはオススメです。
コメント
君のクイズ、最近書評を公開した(読んだのは夏頃)ので私的にタイムリーでした!
https://www.honzuki.jp/smp/book/312363/review/292835/
私は競技クイズ経験者(片足を浸した程度)なので、頷けるシーンが多かったです。
@ 水涸 木犀
口の形から文字を予測したり、最初の文字から問題文を推測する技術なんかは百人一首と通ずるところがあって、発想は今も昔も変わらないんだなと思いました。
クイズ好きなので読んでて面白かったですᵔᢦᵔ
@水涸 木犀
※メンション出来てなかった為再送してます※
口の形から文字を予測したり、最初の文字から問題文を推測する技術なんかは百人一首と通ずるところがあって、発想は今も昔も変わらないんだなと思いました。
クイズ好きなので読んでて面白かったですᵔᢦᵔ