読書録その5:エロテシィズム/澁澤 龍彦
なんというか、論文を読んでる気分でした。
内容はずばり、「性」についてです。
性的倒錯や異性愛、同棲愛、両性愛など、「性」に関する題目を歴史的経緯を踏まえて解説されていていました。性の多様性が叫ばれている昨今、これを読んだ後だと、また違った角度で考えさせられます。
自分の殆ど触れたことの無い内容だっただけに、自分の知識欲を掻き立てられていました。
初版が1984年なので、今の時代に出版したら高確率で炎上しそうな表現が所々に含まれているので、そういうのもある意味読んでて面白かったです。
割とセンシティブな内容も含まれていますが、興味のある方はぜひ読んでみてください。
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