読了：『烏は主を選ばない』

いま、ちょうど三作目（『黄金の烏』）を読み終えたばかりで、ある理由でそちらの衝撃に圧倒されているのですが
先にこちらの読了報告のアップが先決です。

個人的には一作目（『烏に単は似合わない』）よりこちらの方が好みです。
先にアニメを見ており、若宮サイドの人々のほうが好きというのが多分に影響していそうです👀

一作目と二作目で全く同じ時系列の、姫サイドと皇子サイドを描くという独特の試みをされています。
女の駆け引きと男の謀略。やっていることは違いますが、どちらも謎が謎を呼ぶ展開で引っ張り、続きを読ませる手法は共通しています。

正直なところ、この二作目までは人物紹介と世界観説明の前振りでしかない感じもするので
ここからが本番だと思います。ここまで読んであまりピンと来ていない方も、
次の巻まで読んだらまた印象が変わると思います。

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