ただそれだけでよかったんです
電撃さんの大賞作品
最後に全ての伏線が回収された時に、動けなくなった。
今までまったく考えたこともなかった、優等生がじわじわと精神的に追い詰められる方法。
劣等生のいじめられっ子が革命と呼んだ全貌。
最後に全てがつながっていく。
信頼できる語り手と信頼できない語り手の二人の目線から語られる真実。
これでもかと蜘蛛の巣のように張り巡らされた伏線。
まいりました!
ミステリーを書いていた手が完全に止まって書けなくなりました。
インプット?
とんでもない。
インプットのつもりで蛇口を捻ったつもりが、大波に飲まれてしまい、命からがら虫の息。
ちょっとミステリーが書けなくなりました。
いや、でも、闘志が湧いてきました。
とにかく、すごい作品でした(語彙力)。
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