男は自由だった。 労働も責任も負わされず、眠るのも食べるのもまぐわうのも意のまま。 老いからさえ自由だった男は、しかし百年を数えたところで、孤独を恨んで散華した。 男は"自由"だった。 不自由ゆえの克己心から。 責任と同時に生まれる人の絆から。 つまりは、夢や希望や、愛からも。 報告する Post 自己紹介&公募成績 自己紹介 関連記事一覧 140字でちいさな世界 一劫年《テトライオン》のカムラ~生命40億年のスゴロク 第1部 0 1分小説「やめて。」 延命の自販機 時計のない世界 浦波 ―うらなみ― 140字でちいさな世界 凛と立つ花(ひなたから帰宅したよ) コメント この記事へのコメントはありません。 コメントするためには、 ログイン してください。
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