改行が苦手な話

改行が苦手です。

改行って、なんでこんなに難しいんでしょう。
気を抜くと、すぐに改行するのを忘れてズルズルと長い文章を書いてしまう。そして画面が字で真っ黒になる（白目）

別に、細かく改行をいれるのが絶対ではないと思うので、本当はズルズル書いてもいいのかもしれません。
でも、自分の作風はライトなテンションな場合が多いので、改行が少ないと作品のテンションとあわなくなってしまうんですよね。

実際、改行のコツについて調べてみると、「シーンが変わる時」や「段落ごと」「文章のリズムにあわせて」等々、いろいろなルールが出てきて、「これ！」という絶対的な正解はないようです。
己のセンスで道を切り拓くしかない。
俺は改行開拓者（？）になる。

というわけで、最近は漫画のコマ割りを参考に改行をしてます。

この文章は漫画でいうところの見せゴマみたいにしたいから、ここだけ印象が強くつくように改行する。
この文章からこの文章までは、漫画でいうところの小さいコマ（休みコマっていうのかな）で展開するイメージだから改行はせず、ギュッとまとめておく。
ここは次のシーンの引きにあたる文章だから、ここだけ改行、もしくは前の文章と一緒にまとめて引きの流れを作る等々……。

おかげか、最近は少しずつ改行がしやすくなっている気がします。
もともと、頭の中で漫画やアニメチックな映像を思い浮かべながら小説を書いてるので、この考え方が性に合っているのかも。

それでも、推敲や誤字脱字確認の際に原稿を読み返すと、「……ここの改行、本当に必要か？」って、背景に混迷という名の宇宙を背負うはめになるんですけど。

改行、やっぱり苦手です（涙）