【読みに来てくださーい👋】カクヨムコン11 間もなく読者選考期間!

【読みに来てくださーい👋】カクヨムコン11 間もなく読者選考期間!

はじめに

 カクヨム上で開催される年に一度の最大のお祭り、カクヨムコン11の応募が
2月1日に終了します。
 他の参加者の方々も続々と作品を完結させており、読者選考がちゃくちゃくと進められています。

 私も毎年恒例、参加しておりますがこちらでの宣伝を失念しておりました。 
 応募作は現時点(1/30)でどれも、読者選考を通過できるかぎりぎりのラインです。

 できることならもっといろいろな人に読んでいただきたい!
 ということで、私がカクヨムコンに応募した4作品(長編1、短編3)について紹介してまいります。

 少しでも「気になるなぁ」という作品がありましたら、
 覗いていただけるととてもうれしいです。
 そして、カクヨムのアカウントをお持ちの方で「イイね!」と思った方はぜひ作品フォローや★で応援いただけると助かります🙏

<長編>ケツァルの預言者

『ケツァルの預言者』(歴史・時代・伝奇)
――滅びゆく大都市と、隠された双子の運命が交わる歴史ファンタジー
https://kakuyomu.jp/works/822139840721939357

◆内容
紀元533年。最盛期を過ぎた古代メキシコの大都市テオティワカンは、長引く干ばつと食糧難により、少しずつ衰退の道を歩んでいた。
都市の力を取り戻すため、王権は神話を独自に解釈しある決定を下す。それは、「双子の男子は、生誕から三年後、ケツァルコアトル神への生け贄とする」という非常な内容だった。
産まれた瞬間から遠くない詩が定められた双子の弟、ムルク・ヤクシンを救うため、両親は決断する。それは双子の姉、ムルク・イツァエの存在を徹底的に隠し、ムルク・ヤクシンをひとりっ子として育てるという、王権への反逆ともとれる行為だった。
 両親を含む集合住宅の住人たちの協力により、双子の姉弟は巨大な都市の片隅で秘密裏に成長していく。

紀元550年。双子は十七歳を迎えていた。
自由のない生活を強いられてきた姉。そして姉の犠牲のもと成り立つ己の生に負い目を感じていた弟もまた、結婚適齢期を過ぎても未婚を通していた。
足腰が弱ってきた母に代わり、ある日二人は素性を隠して森へと向かう。集めた素材で日用品を作り、都市で暮らすために必要な収入源とするためだ。
彼らが森で神の使いに出会ったその日が、双子が生まれ育った意味と大都市テオティワカンの存亡を同時に決める、運命の転換点になる。

これは、滅びゆく大都市で、運命と向き合い生きた双子の物語

◆みどころ

 カクヨムで歴史ジャンルの長編ランキングを見てみると、「日本の過去(専ら戦国時代)に現代人が転移して、改革する」タイプの物語が大半です。しかし、本作は「外国の過去(古代)の物語を、古代人の目線で描く」物語となっています。つまり一番とっつきにくい形式です(;^ω^)

 しかし、日本人にとってなじみの薄いマヤ語、ユカテコ語、トルテカ語の表記を必要最小限にとどめ、あるいは日本語表記+外国語ルビにするなどの工夫をして、なるべく読みやすくなるように努めております。

 また、日本史であれば「この先どうなるのか」歴史の変遷を知っている方が多いでしょうが、古代メソアメリカ文明の古代都市がどうして滅びたのかを知っている人はほとんどいないのでしょうか。

 展開の予測がつかない歴史ファンタジーを、古代の時代に生きた双子の目線で楽しめるのはカクヨム広しといえど本作だけだと自負しております。

◆水涸木犀コメント

 カクヨムコンの宿命として、「歴史・SF・ミステリーはすべて同じ部門」になります。つまり最激戦区、エンタメ総合部門にエントリーしております。今年はここに現代ダンジョンも入ってきたのでさあ大変。ランキングのトップ100を見ると、ほぼ全作品が現代ファンタジーという魔窟になっています。
 加えて上記舞台設定のマイナーさから、なかなか読者選考を通過するラインまで読み手がつかないという状況であるのが現状です。しかし、作品フォローをしてくださっている方は続けて読んでくださっており、読了した方の★付与率は100%です!(※1/30現在)

 序破急のプロット構成をとっており、「破」の部分に到達するのが遅いという、毎話ヒキを作るべきだといわれているweb小説にとっては致命的な欠陥を抱えてはいますが、読んで後悔はさせません。

 未知の文明に興味があるという方、もともとテオティワカンに関心がある方、是非お越しください!

<短編1>人生唯一の初詣

『人生唯一の初詣』(エッセイ・ノンフィクション)
――私は一生、初詣に行くことはない。そう思っていたはずなのに
https://kakuyomu.jp/works/822139843374047088

◆内容
私はクリスチャンの家系に生まれました。そこで熱心な信者ではないが初詣に行く習慣がない父と、わざわざ年始から人込みの中に行きたくない母に育てられた私は、おそらく一生初詣に行くことはない。
そう思っていたにもかかわらず、ひょんなことからとある神社へ足を赴くこととなりました。その時の経験が、今の私の旅行観を形作っています。

◆みどころ
水涸木犀史上、初のエッセイです。カクヨムお題フェス(お題に合わせて短編を書こうというお祭りイベント)で「祝い」というワードが出たときに思いついたお話にしました。なおお題フェスの〆切には間に合いませんでした←

大学生のときに、「初詣に行ったことがない」という己の立ち位置が日本においてはマイノリティ寄りであることに初めて(ようやく)気づきました。そんな私がなぜ初詣に行くことを決めたのか、その経験が後にどう活きたのかを、思うがままに綴っています。

◆水涸木犀コメント

エッセイ・ノンフィクション作品ということで、pha賞に応募しています。エッセイ部門で宗教ネタが受賞する可能性は低いかな、と思っていますが書いてよかったと感じています。いつかどこかで書きたいと思っていたお話だったので。

また、後述する二作品をふくめ、短編三作は共通する裏テーマとして「いつもは通らない道」を据えています。これは去る文学フリマ東京41にて、Nolaのお題くじで当てたお題です。いかんせん良いお題すぎて、全ジャンルで書けそうだったため、今回のカクヨムコン短編部門に応募する際はこのテーマを仕込もうと決めていたのです。
本作は、「いつもは通らない神「道」に触れた出来事」という意味で、本テーマを含んでいます。

<短編2>聖徳太子、日出づる国を目指す

『聖徳太子、日出づる国を目指す』
――「もし我が国から見て、隋とは逆の方向に国があるのだとしたら……?」
https://kakuyomu.jp/works/822139843642242100

◆内容
 第二回遣隋使として成果を持ち帰ってきた小野妹子は、厩戸王(聖徳太子)の前でふと疑問を漏らした。確かに倭の国から見たら、倭の国は「日出る国」、隋は「日没する国」である。だがもっと東に国があるのだとしたら、その書きぶりは逆になるのではないか、と。
 そんな妹子のささやかな疑問が、厩戸王の好奇心と義務感に火をつけることになるとは、思っても見なかったのである。

◆みどころ
 本命の長編が古代歴史ものなので、それとほぼ同時代(※100年ずれていますが、2025年が昭和100年だったことを考えるとぎり近い時代といってもいいでしょう)の日本史で書いてみました。実際に日本が東の国々と国交を開いたのはずいぶん後でしたが、もしこの時代に、聖徳太子が「新大陸」までたどり着いたら歴史はどう変わっていただろうか、という疑問から生まれたお話です。

 字数と話のキリの良さを考えた結果、「俺たちの旅はこれからだ!」エンドとなっていますが、続きが気になる方はぜひ、評価をいただけると嬉しいです……!

◆水涸木犀コメント
 終わり方からお察しいただけたかもしれませんが、こちら長編化を想定したネクスト賞に応募しています。もし長編化した暁には、(日本から見た)東の国々を船で訪れる聖徳太子の姿をたのしめるはずです! 本作、PVの割に★の伸びがよろしくないのですが、面白いと思った方はぜひ、評価を入れていただけると助かります💪

また、短編三作に仕込んでいる共通テーマ「いつもは通らない道」でいくと、本作は「当時の日本人が通ってこなかった東向きの航路を開拓する物語」であるため、ストレートにお題を含んだ作品となっています。

<短編3>雲卵

『雲卵』
――地の国で死んだ俺は、気づいたら雲の卵になっていた。
https://kakuyomu.jp/works/822139842986715850

◆内容
「俺」が気づいた時には、空の上にいた。
自らの存在を雲卵(うんらん)と定義し、その在り方について自問自答をする「俺」の独自。

◆みどころ
「人が死んだらどこへ行くのだろう」という人類共通、古今東西の問いに対するひとつのアンサー的作品にしてみました。生きていた頃の己について救済されるわけでも、裁きを下されるわけでもない。ただそこに「在る」だけの俺は果たして幸せなのか。
既存作品における「死後の世界」に違和感がある方に、ぜひ読んでいただきたいです。

◆水涸木犀コメント
 こちらは円城塔賞に応募している作品です。受賞作は野生現代に載るということで、一般文芸寄りの作風+字数8,000字以上を意識して書きました。また、カクヨム創作お題フェスの一つ目のお題、「卵」からも着想を得ています(なお〆切は以下略)。
 一つ目の短編で書いた生まれ育ちのせいか、私は大半の日本人よりも宗教を相対化して見るくせがあり、キリスト教が説く「天国/地獄」や仏教が説く「極楽浄土」の存在に懐疑的です。では死後の世界を水涸木犀はどう定義するのか、と考えた際に出てきた案の一つが本作となっています。
 ほぼ全編が「俺」の一人語りなのでやや読みにくいかと思いますが、一つの死生観を示すという目的は達成されたため満足しています。

 なお、短編三作に仕込んでいる共通テーマ「いつもは通らない道」でいうと、本作は「死者の通り道」という点でお題に沿わせています。生きていたらまず通らない道ですから。やはりこのお題、どのジャンルにも適用できる良お題すぎるので、三作で終わらせるのはもったいないですね……カクヨムコンの結果が出た後に、別のコンテストに出す作品をこのテーマで書いてもよいかもしれません。

さいごに

 今回はカクヨムコン6度目の挑戦になります。
 すべての参加回で毎度別ジャンルの作品を書き応募するという縛りを設けており、今回は満を持して「歴史・時代・伝奇」での応募となりました。

 ゆるく「メソアメリカ文明を舞台に書きたい」と思ってから十年以上、テオティワカンで書こうと決めてから二年ちょっと。構想に最も時間をかけた作品となっています。
 また、プロットを立ててから書き上げるまで早かったこともあり、今年は短編部門も新作三つをひっさげて挑むことができました。水涸木犀史上、もっとも余裕のあるカクヨムコン参加となりほっとしています。

 ウィノベラボユーザーの皆様、ここまでで少しでも気になる作品がありましたら、是非覗いてくださるとうれしいです。PVが1増えるだけでも喜びます👐
 そしてもし、カクヨムのアカウントをお持ちの方で「この作品良いね!」と思ってくださいましたら、ぜひ★をお願いします✨ 皆さんの評価で、中間選考が通過できるかが決まります……!

 カクヨムコン11の読者選考は2月9日(月)11:59までです。皆様のお越しをお待ちしております

水涸木犀のカクヨムコン11参加作一覧はこちらから↓
https://kakuyomu.jp/users/yuno_05/collections/822139843642803852

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